こんにちは!
まだまだ暑い日々ではございますが、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。

あと2週間ほどで9月に入りますね!
昨日、Goトーロクサイトで『十五夜』について紹介いましたが、こちらでは、その行事食に関して、その食材の栄養価を踏まえて紹介していきたいと思います。
https://www.go106.jp/blog/

前回、『十五夜』を紹介した際に、行事食として、月見団子や里芋をあげました。
この月見団子原料である米について、紹介していきたいと思います。

月見団子とは

収穫物の米を使って、団子にしたものです。
作り方としては、だんご粉と砂糖を混ぜ合わせたものに水を入れてよくこねます。次に、丸く成形し、ゆでて出来上がりとなります。
食べるときは、あんこやきな粉、みたらし餡などで食べることが多いようです。

この月見団子の原料のだんご粉は、米が原料となります。

米の栄養価

お米は、白米として食べることが多いかと思いますが、玄米や発芽玄米として食べることもあります。
この3種類の状態の米を比較しながら説明していきたいと思います。

<エネルギー>
みなさんは、玄米の摂取エネルギーが最も少ないと思っていませんか?
ところが、お茶碗1杯分 (130g) のエネルギーは、以下のように大きく変わりません。
白米: 218 kcal
玄米: 215 kcal
発芽玄米: 217 kcal

エネルギーには、差がありませんでしたが、ほかの栄養価には違いがあります。
米に含まれる栄養素は、炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素に加え、ビタミンB1、B2、カルシウム、ナトリウムが含まれています。特に、発芽玄米や玄米は、白米と比較するとビタミンの含有量が多く、玄米にいたっては、『ビタミンの宝庫』と呼ばれるほど含有しています。

主な成分
<白米>
炭水化物48.2g (糖質47.8g、食物繊維0.4g)
たんぱく質3.3g
脂質0.4g

<玄米>
炭水化物46.3g (糖質44.5g、食物繊維1.8g)
たんぱく質3.6g
脂質1.3g

<発芽玄米>
炭水化物47.3g (糖質46.3g、食物繊維1.0g)
たんぱく質3.5g
脂質0.8g

お米の代表的な栄養素

<血糖値の上昇が穏やかな『デンプン』>
みなさん、血糖値スパイクは聞いたことがありますか?
血糖値スパイクとは、空腹時の血糖値が正常だとしても、食後1-2時間のうちに急激に高血糖 (140mg/dl以上) となる状態をいいます。この状態を放置すると、血管が高血糖によるダメージを受け、心筋梗塞や狭心症、認知症など、様々なリスクが高まることが報告されています。

そのため、健康の維持増進のための重要なポイントの1つとして、血糖値の急上昇を防ぐことが重要です。一方で、糖質制限ダイエットなど、炭水化物を制限しすぎることは、様々な観点からハイリスクであることが指摘されています。そのため、いかに血糖値の急上昇を抑えながら、炭水化物を摂取していくかが課題となります。

お米の大部分を占める栄養素はデンプンであり、約70%を占めています。

デンプンは、体内で分解されブドウ糖に分解されエネルギー源となりますが、多糖体であるため、果物やはちみつ、砂糖に含まれる糖質と比較すると、血糖値が上がりにくいと言われています。

<筋肉をつくる『たんぱく質』>

お米には、たんぱく質も多く含まれています。なんと、ごはん1杯で卵1/2分のたんぱく質を摂取できます。つまり、成人の1日のたんぱく質摂取推奨量の20%前後を摂取可能です。
このように炭水化物だけでなく、たんぱく質も摂取できるため、主食としての米は非常に有用であると言えます。

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