立冬の候、貴社におかれましてはますますご発展のこととお喜び申し上げます。今回は、みょうがと大葉を使用したおにぎりをご紹介いたします。さっぱりとしつつ、しっかりと味があり食べ応えのあるおにぎりレシピです。ぜひ作ってみてくださいね。

【みょうがと大葉の香味おにぎり】調理時間5分(2人分)
(材料)
  • ◆ご飯…200g
  • ◆みょうが…2個 (甘酢漬けでも可)
  • ◆大葉…3枚
  • ◆めんつゆ…大さじ1
(作り方)
  1. ①みょうがと大葉は千切りにします。
  2. ②すべてを混ぜ合わせて、握れば完成です☆

お好みで、しらすやごま、天かすなどを加えてみても美味しくなると思います。また、生のみょうがでも良いですし、みょうがの甘酢漬けを使用いただいてもさっぱり美味しくなると思います。みょうがの甘酢漬けも簡単に出来ますし、長期間の保存が可能で、常備菜としても重宝いたしますのでぜひご参考にしてみてください。

今回は、材料の中からみょうがをピックアップしてご紹介したいと思います。みょうがは数少ない日本原産の野菜のひとつで、日本全国に自生しています。みょうがと言えば、夏のお料理によく使用されているのをイメージされると思いますが、「秋もの」のみょうがもあり、「夏もの」よりもやや大ぶりなのが特徴です。
みょうがの独特の香りは、αピネンという成分によるものです。食欲増進や血行促進、発汗作用などがあります。血栓予防に役立つ可能性もあることがわかり、現在研究が進められているそうです。また、αピネンは油に溶けやすいので、油を使った料理にするとαピネンを効率よく摂取することが出来ます。さらに消化を助ける作用もあるため、油料理の消化も助けてくれます。
乾燥すると香りが損なわれてこれらの効果が薄れてしまいますので、新鮮なうちに食べるようにしましょう。¹⁾

ちなみに、山芋を生で食べるときは、繊維に沿って縦切りにするとシャキシャキとした食感が味わえます。揚げたり焼いたりするときは、繊維を断つように輪切りにすると甘みが増してホクホクとした食感になるので、おすすめです。また、アミラーゼは熱に弱いので、アミラーゼを積極的に摂りたいときは生で食べるのが良いでしょう。

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引き続き皆様に満足いただけるような情報を提供させて頂きますので
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

【参考文献】
  • 1)廣田孝子監修,「栄養がわかる 体によく効く 食材辞典」,株式会社学研プラス,2019年,p68

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