風に揺れるすすきに風情を感じる爽秋の侯、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。今回は、秋といえばさんま!ということでさんまのアレンジレシピをご紹介いたします。

【さんまごはん】調理時間60分(4人分)
(材料)
  • ◆米…3合
  • ◆さんま…3尾
  • ◆しょうが…30g
  • ◆ねぎ…3本
  • ◆塩…適量
  • ◆A:水…500ml
  • ◆A:しょうゆ…大さじ3
  • ◆A:酒…大さじ2
  • ◆A:みりん…大さじ2
(作り方)
  1. ① さんまはわたを取り除き、水洗いします。キッチンペーパーなどで水気を拭き取り、半分に切ります。しょうがは千切りにしておきます。
  2. ② ①に軽く塩を振り、両面をこんがりと焼きます。
  3. ③ 炊飯器に洗った米とAの調味料を入れ、軽く混ぜます。しょうがを加えたら炊飯をします。
  4. ④ 炊飯が完了したら②を加え、15分ほど蒸らします。
  5. ⑤ さんまの頭や中骨、尾などを取り除き、身をほぐしてごはんを混ぜ合わせます。小口切りにしたねぎを散らせば完成☆

さんまは秋の味覚の代表ですよね。9月からが旬を迎えますが、10月に入るとより脂がのった美味しいさんまが出回ります。さんまなどの魚介類に含まれるのは不飽和脂肪酸のEPAとDHAです。これは皆様ご存じですよね。中性脂肪を下げたり、血栓を防ぐ働きがあり、動脈硬化の予防・改善に効果的です。特に皮の下に多いので、皮を取り除かずに食べましょう。¹⁾

 また、血合いには造血作用のあるビタミンB12が豊富に含まれています。さんまは鉄も多く含んでいるので、貧血の予防・改善にもつながります。
 わた(内臓)は苦くて取り除くことが多いと思いますが、ビタミンAやビタミンDがたっぷり含まれています。新鮮なさんまが手に入ったときには、残さずに食べてみてください。どちらも脂溶性ビタミンなので、さんまの脂と相まって吸収率が上がります。¹⁾

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 引き続き皆様に満足いただけるような情報を提供させて頂きますので
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

【参考文献】
  • 1) 廣田孝子監修,「栄養がわかる 体によく効く 食材辞典」,株式会社学研プラス,2019年,p96

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